数学/三角関数

ROUNDDOWN関数 / 切り捨てで指定した桁数にする

ROUNDDOWN関数
Excel2

ROUNDDOWN関数の使い方

Excelで四捨五入して指定した桁数で数値を表示したい場合はROUND関数を使用しますが、切り捨てる場合はROUNDDOWN関数を使用します。

ROUND関連の関数を使用することで、割り切れない数値も整数表示にしたり、小数第1位、小数第2位まで表示など自由に桁数を指定して表示させることができます。

切り捨てではなく四捨五入する時はROUND関数、切り上げる時はROUNDUP関数を使用してください。

例題を使ってROUNDDOWN関数の一般的な使用方法について簡単に説明します。

Sample

小数第一位で表示したい(小数第二位を切り上げ)

ROUNDDOWN関数の使い方
上記の例では、本来の数字は「12.34」ですが、使用したい値を小数第一位までの数字にしたい場合は、小数第二位を切り捨てて、小数第一位で表示させるようにします。

答えを表示させたいセルD2に以下のような数式を入力します。

=ROUNDDOWN(A2,1)

[解説]
セルA2の数値を小数第一位までの値にする。

ダイアログボックスからの指定方法

関数が入力されているセルを選択し、Shift+F3キーでダイアログボックスを表示できます。
関数を入力時の場合は、セルに「=ROUNDDOWN(」まで入力し、Shift+F3キーを押すことでも表示ができます。

ROUNDDOWN関数(ダイアログボックス)

 

ROUNDDOWN関数での桁数の考え方

切り捨ての位置は、桁数で指定した下の位です。

桁数で指定する数字は、表示させたい桁数になります。

小数点以下で払えないお金の計算などは桁数を「0」で整数表示で使用することが多いです。

また、1円単位を出したくない場合などに桁数を「-1」にすることで一の位を切り捨てて、一の位を0の数値にすることもできます。

ROUNDDOWN関数の桁数

 

ROUNDDOWN関数 - 概要

ExcelのROUNDDOWN関数は、端数を切り上げて指定した桁数で表示させることができます。

関数の構文

ExcelのROUNDDOWN関数の構文は次のとおりです。

=ROUNDDOWN(数値,桁数)
引数 説明
数値 切り捨てて処理したい数値を指定するか、数値が入力されたセルの選択、計算式などを入力します。
桁数 表示したい桁数を数字で指定します

 

関数の読み方とバージョン

読み方:ラウンドダウン
バージョン:Excel2002以降すべてのバージョン

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