COUNT関数の使い方
Excelでセルの数を数えたい場合は、COUNT関数を使用します。COUNT関数で求められるのはセルに入力されているのが数値データの場合になります。空欄や文字データが入っているセルの数は数えられません。
条件をつけてセルを数えたい場合は「COUNTIF関数」を使用してください。
例題を使ってCOUNT関数の一般的な使用方法について簡単に説明します。
Sample
社員数を数えたい(数字が入っているセルで数える)
上記の例では、人数を表示させたいセルF3に以下のようなCOUNT関数の数式を入力します。
=COUNT(A4:A13)
[解説]
A4~A13のセルの数を、F3に表示する。
範囲 A4:A13
A4~A13のセルの数を、F3に表示する。
範囲 A4:A13
また、離れたセルのから求めたい場合は、以下のようにカンマ(,)区切りで入力をします。
=COUNT(C4,C7,C13)
上記の例では『C4とC7とC13』のセルの数を数えることになります。
空のセルやテキスト(文字)が入力されているセルは数えません。
日付はシリアル値として入力されているものは数えますが、文字列で入力されている場合は数えることができません。
ExcelのCOUNT - 概要
COUNT(カウント)は数値データのセルの数を数える関数です。COUNTを使用すると、選択した範囲内で数値データが入っているセルの数を数えることができます。
関数の構文
ExcelのCOUNT関数の構文は次のとおりです。
=COUNT(数値1, [数値2], [数値3], …)
引数 | 説明 |
---|---|
数値1 | 必須。数えたい数値データのセルの範囲です(例:A1:A10) |
数値2 | オプション。数えたい数値データの2つ目のセルの範囲です |
使用する際の注意
- COUNT関数は空のセルを無視します。
- バージョン2007以降では、最大255個の引数を入れることができます。
- それ以前のバージョンでは30までとなります。
関数の読み方とバージョン
読み方:カウント
バージョン:Excel2002以降すべてのバージョン