文字列関数

指定した位置から指定した文字数を抽出するMID関数

MID関数
Excel2

MID関数で指定した位置から指定した数だけ文字を取り出す

Excelで指定した位置から指定した文字数を抽出場合は、MID関数を使用します。

  • 左から指定した分だけ取り出すならLEFT関数
  • 右から指定した分だけ取り出すならRIGHT関数
  • 指定した場所から指定した分だけ取り出すならMID関数

例題を使ってMID関数の一般的な使用方法と、指定した特定の文字までを取り出す応用の使い方を説明します。

Sample


商品コードの3文字目から2桁の数字を抽出したい

MID関数の使い方

上記の例では、商品コードの3文字目からの数字2桁を表示させたいセルC4に以下のようなMID数式を入力します。

=MID(A4,3,2)

[解説]
A4にある商品コードの3文字目から2桁の数字を取り出す。

 

抽出する文字数をバイト数で指定するMIDB関数

MID関数は取得したい文字数を数字で指定しますが、MIDB関数を使用するとバイト数での指定になります。

MIDB関数の使い方
MIDB関数でバイト数に「2」を入れると、2バイトの取得になります。

=MIDB(A4,3,2)

1バイトは半角英数字なら1文字、
日本語の漢字やひらがななど全角の文字は1文字が2バイトとなるため、バイト数を1で指定した場合に1文字を取り出すことはできません。

上記の例はアルファベットのため、2バイト=2文字となります。

ExcelのMID - 概要

MID(ミッド)関数は、指定した位置から指定した文字数を抽出します。

MID - 構文

ExcelのMID関数の構文は次のとおりです。

=MID(文字列,開始位置,文字数)

 

引数 説明
文字列 対象となる文字が入力されているセルを選択
開始位置 抽出したい文字を取り出す位置
文字数 抽出したい文字数を指定

関数の読み方とバージョン

読み方:ミッド
バージョン:Excel2002以降すべてのバージョン

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