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マクロで列の挿入、行の挿入をするサンプルコード
VBAで列や行の追加、挿入をするサンプルコードです。
マクロではなく、Excelでの操作は「Excelの列の挿入」「Excelの行の挿入」を参考にしてください。
列の挿入(Insert Column)

以下の内容をコードに入力し、実行してみます。
列を追加する
Excelの列番号(アルファベット)を指定することで、指定した列番号部分に挿入されます。
Sub 列の挿入()
Columns("C").Insert 'C列に挿入
End Sub
Sub 複数列の挿入()
Columns("A:C").Insert 'A~C列に挿入
End Sub
数字で指定する場合
Excelでは列番号をアルファベットで表しますが、番号で指定することもできます。
A列→1列目、B列→2列目、C列→3列目での考え方。
Sub 数字で列の挿入()
Columns(1).Insert 'A列に挿入
End Sub
Sub 数字で複数列の挿入()
Range(Columns(1), Columns(3)).Insert 'A~C列に挿入
End Sub
離れた複数の列を挿入する場合、列はColumnの指定では挿入ができません。
行の挿入(Insert Row)

以下の内容をコードに入力し、実行してみます。
行を追加する
Excelの列番号(アルファベット)を指定することで、指定した列番号部分に挿入されます。
Sub 行の挿入()
Rows("6").Insert '6行目に挿入
End Sub
複数行を挿入する場合
Excelでは列番号をアルファベットで表しますが、番号で指定することもできます。
Sub 複数行の挿入()
Rows("6:8").Insert '6~8列に挿入
End Sub
離れた複数の列を挿入する場合、列はColumnの指定では挿入ができません。
セルの挿入
特定のセルや、セル範囲を指定した場合は、行や列の追加ではなく、セルの挿入になります。
Sub セルの挿入()
Range("A1:A4").Insert
End Sub
列全体、行全体ではなく、指定したセル範囲にセルを挿入します。