HOUR関数の使い方
Excelで時刻から時間部分を取り出したい場合は、HOUR関数を使用します。
同様に、分の数字だけ取り出すならMINUTU関数、秒の数字を取り出すならSECOND関数があります。
HOUR、MINUTE、SECOND関数は使い方は同じで、時刻のシリアル値を指定するだけでそれぞれ時間、分、秒を表示させる関数です。
時間を時、分、秒と別々のセルに分割する必要がある時に使用できます。
Sample
時刻のデータから時間部分を取り出したい

A列の時間から時、分、秒を別々のセルに分割したいと思います。
時間を表示させたいセルB2に以下のような数式を入力します。
=HOUR(A2)
[解説]
時間が入力されたセルを指定するだけで、その時間の時の数字だけを整数で表示させます。
シリアル値:A2(時間のセル参照)
時間が入力されているセルを指定する以外に、直接数字を入れたり、別の関数などを指定することもできます。
ダイアログボックスからの指定方法
時間を指定することで、時間部分が表示できます。
関数が入力されているセルを選択し、Shift+F3キーでダイアログボックスを表示できます。
関数を入力時の場合は、セルに「=HOUR(」まで入力し、Shift+F3キーを押すことでも表示ができます。

NOW関数で常に更新される時間を表示する
HOUR関数の中に関数を入れて使うことができます。

=HOUR(NOW時間())
上記のようにHOUR関数内にNOW関数を入れることで常にファイルを開いた時間の時だけを表示させることができます。
HOUR関数 - 概要
ExcelのHOUR関数は、指定した時刻(シリアル値)の時間部分を整数で求める時に使用します。
関数の構文
ExcelのHOUR関数の構文は次のとおりです。
=HOUR(シリアル値)
引数 | 説明 |
---|---|
シリアル値 | 時間を取り出したい時刻を指定。 |
関数の読み方とバージョン
読み方:アワー
バージョン:Excel2002以降すべてのバージョン