NOW関数 / 現在の日付と時刻を求める
Excel2
Excelの使い方- How To Use Excel
Excelで2つの日付の年数、月数、日数を出したい場合は、DATEDIF関数を使用します。
年齢を求めたり、勤続年数や経過日数などを表示させる時に使用します。
例題を使ってDATEDIF関数の一般的な使用方法について簡単に説明します。
上記の例では、勤続年数を表示させたいセルF4に以下のようなDATEDIF関数を入力します。
[解説]
入社日から今日(セルE1)までの期間を求めることで、勤続年数を表示させます。
開始日:E4(入社日のセル参照)
終了日:E1(常に今日までで計算したい場合は、Today関数を入れると便利です)
単位:Y
今回は「年数」を求めたいため、単位をY(Year)を指定します。
月数を求めるときは「M(Month)」、日数の場合は「D(Day)」を指定します。
単位の詳しい説明は以下をご覧ください。
単位 | 説明 |
---|---|
Y | 年数 |
M | 月数 |
D | 日数 |
MD | Dと同様、日数。異なる年を月を指定しても年や月を無視して差の日数を表示。 |
YD | Yと同様、年数。異なる年や月を指定しても月や日を無視して差の年数を表示。 |
YM | Mと同様、月数。異なる年を指定しても年数を無視して差の月数を表示。 |
単位を「M」にすることで、月単位で表示できます。
単位を「D」にすることで、日単位で表示できます。
Yで2つの日付の年数を求め、YMで月数のみ求め、その2つを&で連結させて表示させるので、結果は「11年6ヶ月」となります。
Yで2つの日付の年数を求め、YMで月数のみ求め、MDで日数のみ求め、その3つを&で連結させて表示させるので、結果は「2年5ヶ月16日」となります。
ExcelのDATEDIF関数は、指定した2つの日付の期間の年数、月数、日数を求める時に使用します。
ExcelのDATEDIF関数の構文は次のとおりです。
引数 | 説明 |
---|---|
開始日 | 計算する最初の日付。 |
終了日 | 期間の終了日。 |
単位 | 上記で指定した2つの日付の差の日付単位(年、月、日) |
読み方:データディフ
バージョン:Excel2002以降すべてのバージョン