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EOMONTH関数の使い方
Excelで月末の日付を求める場合は、EOMONTH関数を使用します。
EOMONTH関数で月初の日付を表示させることもできます。
例題を使ってEOMONTH関数の一般的な使用方法について簡単に説明します。
Sample
請求書にファイルを開いた日の月末日を表示させたい

上記の例では、月末日を表示させたいセルH1に以下のようなEOMONTH関数を入力します。
=EOMONTH(TODAY(),0)
[解説]
今日(ファイルを開いた日)の月末日を表示する。
開始日 TODAY()(または日付を直接入力するか日付が入っているセル参照)
月 0(当月の月末を表示)
今日(ファイルを開いた日)の月末日を表示する。
開始日 TODAY()(または日付を直接入力するか日付が入っているセル参照)
月 0(当月の月末を表示)
月は、過去または未来に移動する月数を指定することで、先月末や来月末などを表示することもできます。
将来の日付を取得する場合は正の値を使用し、過去の日付を取得する場合は負の値を使用します。
TODAY関数はファイルを開いた日に更新されます。
日付を更新したくない場合は、日付をTODAY関数ではなく固定の日付を入力する必要があります。
日付を更新したくない場合は、日付をTODAY関数ではなく固定の日付を入力する必要があります。
便利な活用方法(数ヶ月後や月初を表示する)
数ヶ月後の月末日を表示する
引数の「月」で指定する数字を変えることで数ヶ月後の月末最終日を表示させることができます。

=EOMONTH("2018/4/1",2)
月に「2」を指定で2ヶ月後の最終日になるので、結果は「2018年6月30日」
先月の月末日を表示する
過去の日付を求める場合は引数の「月」をマイナスで指定します。

=EOMONTH("2018/4/1",-1)
月に「-1」を指定で先月の最終日になるので、結果は「2018年3月31日」
月初の日付を表示する場合
月末だけでなく、計算することで翌日(月末の翌日なので月初)を表示することもできます。

=EOMONTH("2018/4/1",0)+1
EOMONTH関数で求めた月末日(2018年4月30日)に「+1」をすることで次の日になるので、次月の月初日「2018年5月1日」を表示させることもできます。
EOMONTH関数 - 概要
ExcelのEOMONTH関数は、月の最終日(月末の日付)を求める時に使用します。
当月以外にも過去や未来の月の最終日を取得することができます。
関数の構文
ExcelのEOMONTH関数の構文は次のとおりです。
=EOMONTH(開始日,月)
引数 | 説明 |
---|---|
開始日 | シリアル番号形式(日付形式)の開始日を表す日付。 |
月 | 開始日の前後の月数を指定します。 |
関数の読み方とバージョン
読み方:イーオーマンス、エンドオブマンス
バージョン:Excel2002以降すべてのバージョン