DSUM関数 / 複数条件に一致するデータを合計する
Excel2
Excelの使い方- How To Use Excel
Excelで、複数の条件に合うデータのセルの数を数える場合は、DCOUNT関数を使用します。
(また、COUNTIFS関数でも同様のことができます)
例題を使ってDCOUNTA関数の一般的な使用方法について簡単に説明します。
データベース、条件の範囲は必ず項目名を含めて選択をします(どの項目が何の条件かで一致しているかを見るため)。
数字だけのセルを数えたい場合はDCOUNT関数を使用してください。
データベース内の項目名と条件の項目名は一致する名前である必要があります。
DCOUNTA(ディーカウンター)関数は、範囲内の複数の条件を満たすセルの数を数えることができます。DCOUNTAは部分一致のために論理演算子(>、<、<>、=)とワイルドカード(* ,?)が使用できます。
ExcelのDCOUNTA関数の構文は次のとおりです。
引数 | 説明 |
---|---|
データベース | 1つ目の条件が満たしているかどうかを判断するための範囲を指定します。 |
フィールド | 上記で指定した範囲で判別する1つ目の条件の値(もしくはセルを選択)。 |
条件 | 2つ目の条件が満たしているかどうかを判断するための範囲を指定します。 |
読み方:ディーカウントエー、ディーカウンター
バージョン:すべてのバージョン
COUNTIFSでの複数条件はAND条件となりますが、DCOUNTA関数はAND条件、OR条件を簡単に設定することができます。
C列に部署、D列に性別のリストから「営業部の男性」と「総務部の女性」の人数を知りたい
横に並べるとAND条件、縦に並べるとOR条件になります。
この上記2つを数えたい場合は、「営業部の男性」もしくは(or)「総務部の女性」というOR条件になります。
(OR条件はどちらかの条件にあっていればOKという意味です。)
今回はこの条件に一致するデータは4名となります。
DCOUNT関数は数値データのセルを数え、DCOUNTA関数は空欄以外のセルを数えます。