GCD関数の使い方
Excelで値の最大公約数を求めたい場合は、GCD関数を使用します。
最大公約数とは、2つ以上の正の整数に共通な約数のうち、最大のものをいいます。
Sample
セルに入力されている2つの数字の最大公約数を出したい

セルを指定する場合
=GCD(B3:B4)
B3とB4のセルにある値(9と15)の最大公約数を求める。
離れたセルを指定する場合
=GCD(B3,B4)
セルをカンマ区切りで指定することで複数セルに入力されている値の最大公約数を求める。
(マウスで操作の場合、Ctrlキーを押しながらクリックで選択できます)
値を直接入力する場合
=GCD(24,40,88)
24と40と88の最大公約数を求めます。答えは「8」と表示されます。
GCD関数 - 概要
ExcelのGCD関数は、指定した数値や指定したセルに入力されている値の最大公約数を求める時に使用します。
関数の構文
ExcelのGCD関数の構文は次のとおりです。引数は255個まで入力できます。
=GCD(数値1,[数値2]...)
引数 | 説明 |
---|---|
数値 | 値を直接入力するか、値が含まれるセルを指定します。 |
GCD関数の読み方とバージョン
読み方:グレーテスト・コモン・ディバイザー
バージョン:Excel2007以降すべてのバージョン