文字列関数

セルや文字を連結するCONCATENATE関数

CONCATENATE関数
Excel2

CONCATENATE関数の使い方

Excelで複数セルやテキストなどを連結したい時は、CONCATENATE関数を使用します。
また、セルとテキスト、数字などの連結をすることもできます。

Excel2016のバージョンよりCONCATENATE関数はCONCAT関数に置き換えられますので2016以降の方はCONCAT関数のページをご覧ください。

例題を使ってCONCATENATE関数の一般的な使用方法について簡単に説明します。


Sample

4つのセルを連結して商品コードを作りたい

CONCATENATE関数の使い方

上記の例では、B~E列をくっつけた商品コードを表示させたいセルA4に以下のようなCONCATENATE関数を入力します。

=CONCATENATE(B4,C4,D4,E4)

引数に入力した4つのセルに入力されている文字や数字が連結されてセルA4に表示することができます。

セル選択以外にも、固定の文字や数字を引数に入力することもできます。

セルとテキストを連結する

セル指定以外にも文字や数字を入れることが可能です。

=CONCATENATE(B4,5)

上記の数式だとセルB4に入力されている内容の後ろに「5」がついたテキストが表示されます。

&で連結する方法

CONCATENATE関数を使わずに「」でセルやテキストなどを連結することも可能です。

&で連結

=B4&C4&D4&E4

CONCATENATE関数でも&で連結でもどちらでも結果は同じなので好みで使い分けましょう。

なお、CONCATENATE関数は「最大で255個、合計8,192文字まで」という制限があります。

間で改行して連結する方法

結合の間に改行を入れたい場合は、CHAR関数を併用し改行をします。

CONCATENATE関数で改行しながら連結

=CONCATENATE(C4,CHAR(10),D4)

CHAR関数で10を指定すると改行の意味になります。

CHAR関数
数式で改行するCHAR関数ExcelのCHAR関数を使えばキーボードから直接入力できない記号や改行コードなどを数式で使用することができます。複数セルを改行しながら連結するときに便利な関数です。...

CONCATENATE関数 - 概要

ExcelのCONCATENATE関数は、複数のセル(テキスト)を結合して1つにする時に使用します。

関数の構文

ExcelのCONCATENATE関数の構文は次のとおりです。

=CONCATENATE(文字列1,文字列2,・・・)

 

引数 説明
文字列 連結させたいセルを選択するか、テキストや数字を指定

関数の読み方とバージョン

読み方:コンカティネイト
バージョン:Excel2002以降すべてのバージョン
※Excel2016バージョンからはCONCAT関数に置き換えられています

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