文字列関数

指定した文字数を右から抽出するRIGHT関数

RIGHT関数の使い方
Excel2

RIGHT関数で指定した文字数の分だけ文字を取り出す

Excelで任意の文字数を抽出したい場合は、RIGHT関数を使用します。

  • 左から指定した分だけ取り出すならLEFT関数
  • 右から指定した分だけ取り出すならRIGHT関数
  • 指定した場所から指定した分だけ取り出すならMID関数

例題を使ってRIGHT関数の一般的な使用方法と、指定した特定の文字までを取り出す応用の使い方を説明します。

Sample


商品コードの最後の1文字を抽出したい

RIGHT関数

上記の例では、商品コードの最後の1桁を表示させたいセルE4に以下のようなRIGHT数式を入力します。

=RIGHT(A4,1)

[解説]
A4にある商品コードの右から1桁を取り出す。

バイト数で指定するRIGHTB関数

RIGHT関数は取得したい文字数を数字で指定しますが、RIGHTB関数を使用するとバイト数での指定になります。

RIGHTB関数

RIGHTB関数でバイト数に「1」を入れると、1文字ではなく1バイトの取得になります。

=RIGHTB(A4,1)

1バイトは半角英数字なら1文字、
日本語の漢字やひらがななど全角の文字は1文字が2バイトとなるため、バイト数を1で指定した場合に1文字を取り出すことはできません。

上記の例はアルファベットのため、1バイト=1文字となります。

ExcelのRIGHT - 概要

RIGHT(ライト)関数は、右から指定した文字数を抽出します。

RIGHT - 構文

ExcelのRIGHT関数の構文は次のとおりです。

=RIGHT(文字列,文字数)

 

引数 説明
文字列 対象となる文字が入力されているセルを選択
文字数 抽出したい文字数を指定

関数の読み方とバージョン

読み方:ライト
バージョン:Excel2002以降すべてのバージョン

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